寒冷紗のトンネルができるまで(1)|活動記録|安心安全な有機野菜を育てる、えかオーガニック農場

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寒冷紗のトンネルができるまで(1)

2016/01/05 寒冷紗のトンネルができるまで(1)

冬が本格的になってくると、えか農場では寒冷紗のトンネル作りを頻繁に行います。お野菜に霜が降りるのを防ぐ為です。
せっかくの美味しい冬のお野菜、凍ってしまっては台無しになってしまいます。でも大丈夫!寒冷紗は、加湿にならない状態を保ち、夜露が凍るのを防ぎ、そのうえ保温効果もあります。えか農場では、この季節、ほうれん草以外はほぼ寒冷紗のトンネルを作って、その中でお野菜を守ります。苗の状態のお野菜も、寒冷紗のトンネル内で育てることによって、2月や3月にも出荷できるのです。お野菜を一年中皆様にお届けする為の寒冷紗のトンネル作り。その作業をご紹介します。

まずトンネルの骨組みからご紹介します。左図は、骨組みになるグラスファイバーというものです。ガラスで作った繊維からできています。くねくねと曲がってしかも丈夫なので、トンネル作りに最適なのです。右図のように、アーチ型にして畑に刺して行きます。

そして畑に届いたのがこの寒冷紗。(左図)筒状になっています。防虫ネットなので、春になって沢山虫が出る時にも役に立ちます。とても丈夫で最新の技術で開発されています。非常に高価なものですが、冬野菜の栽培の必需品です。
それでは寒冷紗張りの開始です。先ほどアーチ型にして刺したグラスファイバーの上に被せて行きます。(右図)
 

そしてくるくると回しながら、畝の上を寒冷紗で覆います(左図)畝の端は、Uピンというピンで留めます。(右図)Uの字型をしていて、寒冷紗の端をきゅっとまとめて、被せたピンを土に刺してしまうのです。これによって端の部分の寒冷紗が地面に固定されます。

簡単そうで、結構難しいこの作業、続きは「寒冷紗のトンネルができるまで(2)」をご覧ください。

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