2016/03/11 ポテトの夢
じゃがいもを沢山買ってしまって、残っていたのを忘れて芽が出てしまったという経験のある方は多いと思います。ご存じの通りじゃがいもは、じゃがいもから芽が出るのです。そのじゃがいもを畑に植える為、本日、1個につき2~4等分に切って行きました。(左図)
しかし、切ってすぐ植えるわけにはいきません。断面が湿っていると、そこからでんぷん質が土に逃げてしまい、芽の栄養にならないのです。そこでビニールハウスの中にシートを敷き、乾かしていきます。断面を上にして干します。2~3日は乾かしておかなければなりません。えか農場は、例年より何倍ものお野菜を作っていく為、沢山の種イモをつくりました。その為、ビニールハウスは種イモでいっぱいになったのです。(右図)
私は丸一日種イモを切っていたので、夜に夢でも種イモを切っていました。料理ではこんなに沢山じゃがいもを切る機会はないですよね。この種イモひとつひとつが、美味しいじゃがいもになって、皆さんの食卓に上がるのが楽しみです。
それらの種イモは約8,000個になり、全て畑に植えました。左の写真はその一角を写したものです。
乾かした種イモはどんなふうに土に植えるのかご存じでしょうか。えか農場では、右図のように断面を上にして植えています。そうすると強い芽だけが残り、弱い芽ははえてこないので、発芽する芽の数が抑制され芽かきの手間が省けます。
とびきり美味しいえか野菜のじゃがいもを食べられる日が来るのを、あと数か月お待ちください。
直売所では、新商品「私のお花畑」を発売しております。(左図)竹を切って作った植木鉢に、可愛いお花が咲いています。切り花も素敵ですが、可愛いお花畑を飾ってみるのはいかがですか。ひとつ300円で販売しています。
直売所で根強い人気のカブですが、サラダで食べて頂くレシピを考えました。カブ2つ、きゅうり1本(枝豆でも可)、ツナ缶1つ、マヨネーズ大さじ4をご用意ください。カブときゅうりは小さく切って、他の材料と混ぜ合わせるだけです。(右図)えか野菜のカブは、試食されるお客様が驚くほど甘く、フルーツのようなのです。このカブのサラダは、甘いサラダになります。お子様にも喜んで食べて頂けるのではないでしょうか。
春の陽気になってきましたね。凍えるように寒かった冬が次第に去って行きます。そんな季節を繰り返して月日は去りますが、お野菜は毎年何回でも実ってくれます。美味しく育つお野菜に勇気づけられながら、皆笑顔でいきいきと仕事をしています。そんな我々もお野菜のついでに見にいらっしゃいませんか。畑に隣接した直売所で、新鮮な旬のお野菜を並べて皆様のお越しをお待ちしております。